第18回公演『コンクリートシアターvol.1』

18thF-212x300ゲートをくぐる。8回まわる。行き着く先には非日常。時間も空間も飛び越えて、コンクリートを駆け回れ。

昨年『DUAL+』という名称で行われた短編芝居の連続上演、6日間で延べ350人以上のお客様にご来場いただいた好評企画が、装い新たによみがえる。その名も『コンクリートシアター』。ゆりの木通りにそびえ立つ、鉄筋コンクリート打ちっぱなしの立体駐車場内に、舞台という名の非日常空間を作り上げ、夏が来るより一足先に熱い芝居をお届けします。

 記念すべきvol.1は、昨年同様三つの短編作品を、日毎に違う二本立てで上演。昨年たった一度だけ上演されたSF風味の活劇『砂漠のホネ』に加え、カラクリ設立以前の唐津の迷作『I-N-CHI-KI』、さらにはサスペンス仕立ての書き下ろし作品『あのお方』。三本それぞれ違ったテイストでお楽しみいただけます。皆様是非とも週末は、買い物ついでにフラーっとお立ち寄りください。

#1 砂漠のホネ
昔々、とある砂漠。何十年も前に失踪したはずの少年が、突然ふらりと現れた。失踪したときと変わらぬ年頃、服装のままで。再び姿を消した少年の謎を明かそうと詰めかけた多くの人々。その中には、時間についての研究を続ける女もいた。女の目的が明らかになるにつれ、物語は動き始める──

#2 I-N-CHI-KI
気付いた時には手遅れだった。私はワケのわからない世界でワケのわからない人たちに囲まれ、まるでワケのわからないままワケのわからない話を聞いていた。彼女たちは私と同じ言葉を使っていたけれど、その意味するところはまるで理解できない。言ってることが正しいかどうかの判断さえつかなかった。

#3 あのお方
王の暗殺を企てたとして、死刑を宣告された囚人たち。彼らを動かしていた「あのお方」と呼ばれる人物の正体を暴こうと、刑務所長は取引を申し出る。「話す気になったら、この鐘を鳴らしたまえ。」刑の執行を目前に控え、死刑囚たちはなにを思うのか。そして「あのお方」の正体とは──

■脚本・演出:唐津匠
■CAST:
#1 砂漠のホネ
出演:中西祥子、伊藤彩希、たばるとも、太田直宏、坂本竜也、髙木風希、河野丈志

#2 I-N-CHI-KI
出演:たばるとも、中西祥子、伊藤彩希

#3 あのお方
出演:伊藤彩希、坂本竜也、中西祥子、長谷川楓、太田直宏、柳川智彦、髙木風希、河野丈志

■STAFF:
脚本・演出:唐津匠
舞台監督:伊藤彩希
美術:伊藤彩希
大道具・小道具:伊藤彩希/河野丈志
衣装:中西祥子
音楽・音響:唐津匠
照明・照明操作:唐津匠
宣伝美術:唐津匠
ビデオ撮影:K&K COMPANY
web:たばるとも/唐津匠
制作協力:八重樫剛
制作・宣伝:たばるとも/絡繰機械’s

■Special Thanks(順不同・敬称略)
万年橋パークビル、黒板とキッチン、西部演劇連絡会、浜松写真連絡協議会、静岡朝日テレビ、遠州こだわりネットワーク、遠州WebTV、ざざん座能舞台、ゆりの木舞台、東三河演劇ネットワーク、FM Haro!、Hamazo.Tv、株式会社ぱど、浜松経済新聞、株式会社ルーパス、学校法人笹田学園デザインテクノロジー専門学校、Bar DaMonde、ON THE ROAD、富田酒店、静岡文化芸術大学映像部、鈴木基生、小田あかね、鈴木梨恵、森歩、生熊正和、横山希、友野可奈子 ほか

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