『即決ロックンロール!』HP企画第1弾!「こんな時にはこのロック」

役者・スタッフに「こういうシチュエーションの時にはこのロックが合うな」「こういう時にはやはりコレだね」というようなオススメなロックや好きなロックを聞いてみました。これ、ロックか!?というツッコミはナシで!その人がロックと思えばそれはロックなのです!おそらく!!

 

【中西】
◆なんとなくテンションをあげたいとき
「30 Seconds To Mars」の『Night Of The Hunter』
とくに稽古前とか本番前に聞くと効果的。
◆見上げた空がきれいだったとき
「Within Temptasion」の『Running up that hill』
風がぶわーって吹いてたらさらによし!
◆休日のドライブのBGM  「Love Psychedelico」の『Rain』
オフモードでリラックス。

【伊藤】
どうにもこうにも頑張る気が起きないとき、baroqueの「我伐道」を聴きます。baroqueは、インディーズ時代にヴィジュアル系でメジャーデビューしたらオサレ系になって、しばらくしたら解散という、まーありがちな道を辿ったバンドですが、服装が変わっても曲調が変わっても、何故だかずっと好きな唯一のバンドです。所詮はV系な訳ですが、今も昔も、私の根本的な意識を支えているのはこの曲だと思います。そして当時のV系な友人達とカラオケに行くと、必ず最後はこれです。なんかそんな感じの曲です。

【たばる】
今日1日頑張れば明日から休みだ!という出勤日の朝聞くロック。
Papa Roach の …to Be Loved です。スカッとします。曲の序盤でブレイクが入り、その後「Go!!」って言うんですけどそれがカッコよくて、私も一緒に「Go!!」言うてやる気出すみたいな感じ。この曲はThe Paramour Sessions というAlbumの1曲目に入ってるんですが、2曲目の Alive(N’ out of Control)ってのもいいんだなあ。この1~2曲目の流れが確実に元気をくれます。あ、今聞きながら書いてたんですが2曲目も「Go!!」言いますね(笑)
今回の指定がロックということだったのでこの2曲にしたけれど、指定がなければSMAPのSHAKEも目覚まし代わりにいいと思いますがいかが?

【柳川】
◆良く晴れた休日に!『Edge of the Century』(Styx)
…明るく軽快。休日朝のBGMには、適度に気分を高揚させてくれるこの曲がいいですね。鼻歌以上熱唱未満!?とにかく<適度に>がポイントです。盛り上がり過ぎてグッタリ…なんてことはなく、普段より少しだけ遠出をしたくなります。
◆チャーハンづくりに!『On Mercury』(Red Hot Chili Peppers)
…<チャーハンづくり>は段取りとスピードが命。てなわけで、疾走感全開のこの曲をBGMにしてみましょう。ノリが良いので多少作業が大雑把になりますが、身体がテキパキと動いて手際よく美味しいチャーハンが出来そうな気がします。

【成瀬】
普段、ロックと言うものをあまり聞かない私。そんな私が聞くロックは…いろいろ重なって、どうしようもないくらいへこんだ時にRADのへっくしゅんと言う曲を聴きます。RADのロック曲は他に知らないですし、癒されたり、泣けるような曲が多いのですが、この曲は歌詞が英語だったり、汚い言葉だったりするんです。でも、そこがいいんですよね。へこんでるのに癒される曲よりもこの曲を聞くことで、やってやろう!負けてられない!って気持ちになるんですよ。英語で何言ってるか分からないんですけどね(笑)だから、多分曲調がそう思わせてると思います。

【杉村】
やっぱり愛を叫びたいときはサンボマスターの世界はそれを愛と呼ぶんだぜをカラオケで熱唱しますね 。
趣味の野球で試合があるときはB’zのウルトラソウルで気持ちを高ぶらせます。ほかにもQUEENのアイワズボーントゥラブユーでも気持ちを高ぶらせて試合にのぞみます。
ノリノリで仕事にのぞみたいときはマイケルジャクソンのビートイット。やってやるぞって気持ちと歌に美を感じるから理想を描けるような気がします。
あと恋人に腹がたってるときはマイケルジャクソンのDIRTY DIANAです。たまには正直にいらだつ。こいうときも必要です。

【太田】
こんな時は、この場面ではと言うより、自分は、どんなシーンでも、集中して、テンション上げる時は、この曲ですね。『QUEEN』の『We will rock you』です。芝居、試合、どんな場面でも、いい感じで落ち着いて、集中できるし、テンション上がります。定番すぎるかな?

【安食】
「迷った時にはこの曲!怒髪天『ロクでナシ』」そもそも、「怒髪天がロックか?」ってとこから、意見が分かれちゃうとこだとは思いますが…。自分で「Japanese R&E(リズム&演歌)」って言ってるし。でも、あたしは、怒髪天はロックだと思っています。そして、この『ロクでナシ』は、迷ったあたしをほんとに力づけてくれます。

胸を焦がすような 熱い想い全部 捨てて暮らすのが マトモな人生か?
ロッケンローな生きざま 間違ってなんかねェぞ
俺達ゃ知ってんだ 「ROCKでない奴ァ ロクデナシ」

芝居を辞めようか、とか、彼氏ともう別れようか、とか…。いろいろ、過去に悩んだこともありました。いや、何度も悩みました。他にも一杯悩みました。でも、この唄が言うとおり、「どっちがROCKか?」で、ここまで走ってきました。

【森】
◆まさに夏!という午後(積乱雲だったりセミがないてたり等…)に聞きたくなる曲
「サマータイムブルース」たしかエディ・コクランだったと思います…
◆気分が乗ってたり、さあ行くぞ!って時に聞きたくなる曲
「sweet emotion(スウィート エモーション)」相川七瀬

【高岸】
何となく沈んだ気分、イライラしてるとき : 幻惑・群青(椿屋四重奏)
何となくテンションあげたい、前向きでいたいとき : エンドロール(ザ・ローカルアート)
なんにも考える気のしないとき:アヴリル・ラヴィーン

【唐津】
執筆に煮詰まったりして深夜ふらふら歩いていると、突如現れた未確認光る物体に吸い上げられて、気がついたらアヤシげな実験台に乗せられていた……そんなことってよくありますよね。そんな時にぜひ聞いてほしいのがこの曲、David BowieのMoonage Daydreamであります。
まずはアレですよ、実験台を囲む謎の生命体に向かって、「俺はワニだ!」って怒鳴り散らすワケです。この出だしが勝負です、ヤツら人間を捕獲した気でいますから、この叫び声にいかに説得力を持たせるかというね。で、それがうまくいけば、ヤツラもう完全にポカンとしちゃってるでしょうから、すかさず「んだよ俺ぁオメーのパパでありママでもあんだぞ。わざわざ出向いてやったのになんだその態度わよ」ってキレていく、と。ここまで来ちゃえばこっちのもんです。あとはもう、「俺は宇宙人だぞコンチクショー。いやむしろ俺ロックンロールの犬なんだよコラ」って意味不明な自慢をするもよし、「黙れこのピンクモンキーバード野郎!」って凄むもよし、やりたい放題ですわ。ヤツラの電気視線にガン飛ばしながら、光線銃を取り上げて自分の頭に突きつければ、きっと素敵な世界に連れてってくれるはずです。

他にもありがちなシチュエーションっていうと、例えば午前8時30分の新宿都庁前に颯爽と現れてぶわって赤い絨毯広げて野点ゲリラすることなんかもあると思います。
こういうときはコポコポ静かに音を立てる茶釜に合わせたヴェンチャーズあたりもいいんですが、僕的には茶筅のアップテンポと野点のスローモーション的な重厚さ、なによりいつ通報されてしまうかという緊張感をふまえて、DisturbedのStupifyを提案したい。サウンドがちょっとモダンすぎるって? いやいや、いいんですよ。右や左の旦那様〜っつってね、どこか懐かしい趣を感じるじゃないですか。多少の放送禁止用語なんか気にしちゃいけません、こっちは高尚なる野点の最中、警官が飛んでこようが、びっくりしちゃえばこっちのもんです。